こんにちは!!ライターののカナ(@KANA_vintage)です。

半巾帯や名古屋帯で変わり結びをするとき、前で結んでから後ろにクルッと回すことが多いですよね。
そのときに、次のような悩みはありませんか?
- 帯と浴衣が摩擦して回しにくい
- 帯と一緒に浴衣までズレて背中にシワができてしまう
そんな方には、私も愛用している『まわりっ子』を使ってほしい!ぜひ、この記事を最後まで読んでみてくださいね。
目次
帯結びの必須アイテム「まわりっ子」とは?

上の写真の帯板です!メーカーは調べたけどすぐには出てこず。。。商品名です。
帯板とは、帯の間に挟んで、帯にシワができるのを防ぎ美しい着姿に見せる板のこと。
一般的なものは帯を巻く途中に挟むか、ベルト付きならあらかじめ体に巻いてから帯を締めていきます。
Amazonや楽天で手に入りますよ!
「まわりっ子」の使い方
形状:極太のベルト型
「まわりっ子」はこんな形をしています↓
ベルトのように腰回り全体を覆う形。
表の生地はサテン地でツルツル。←ポイント①

裏地はパイル時でザラザラ。←ポイント②
サイドはシャーリングで伸縮性があるので、体にピッタリフィットします。

後ろでマジックテープで留めます。幅広なのでビターっとしっかり留まりますよ!

「まわりっ子」を実際に使うと…
使い方はかんたん!
浴衣を着たら、帯を締める前にまわりっ子を付ける
着物や浴衣を着たら、「まわりっ子」をくるっと巻いてマジックテープで留めます。
この時、なるべくキツめに締めることがポイント!
キツめにすることで、後々帯を回すときにスムーズに回しやすくなりますし、着物と帯の間に空間ができずに済みます。
ゆるめに締めてしまうと、カパカパと隙間ができてしまい、着姿が不自然になってしまうんです・・・。
「まわりっ子」の上から帯を締める
これはいつも通りに締めるだけ。名古屋帯でも半巾帯でも、いつも通りぎゅーっと締めましょう。

この時は「にこりぼん結び」にしてみました!
帯の結び目をくるっと背中へ

こちらも通常と同じく、右回りにそーっと回して結び目を背中に持っていきます。
・・・と、このときにお分かりいただけると思うんですが、
今までにはないくらい、スーッとスムーズに帯が背中まで回せますよ!!!
- まわりっ子の表面の生地がサテン地なので帯が滑るようにすーっと動く
- 裏地がパイル素材なので帯を引っ張っても「まわりっ子」自体は着物との摩擦が働いて動くことは無い
・・・というのが、本来のまわりっ子の魅力♪
くるっと回して背もたれもOK
すーっと回って、着物が引っ張られないので着崩れにくい!・・・ということは!
何度回しても着崩れにくいということ!!!
そのため、長距離の電車移動なら帯結びを前に持ってくれば背もたれにもたれることができちゃいます。
長時間座る新幹線や映画館。。。着物や浴衣で出かけたくても、シートにもたれられないのが辛くて断念したことはありませんか?
まつエクサロンだって、帯を回してベッドに寝て、終わったら結び目を少し整えてまた背中に回せばOK。
私自身、まつエクサロンや美容室へ行くときはこの方法で椅子の背もたれに気兼ねなくもたれています。
暑さ対策は必要かも
難点というか、困っていることも一つあります。それは、、、
「暑い!!!」
ご覧のように、厚みがしっかりあって腰回りをガチっと覆うので、熱がこもりやすいです。冬はそれで助かるのですが、暖かい時期は暑いなぁ、と感じることも。
実は、夏用にメッシュ素材もあるのですが、どうやらM・Lサイズしか販売されていないようで、Sサイズ愛用者のわたしは年中秋冬用を使っているんです。
Sサイズのメッシュ素材、販売してほしいなぁ。。。
続編:メッシュ素材を発見しました
2019年春、メッシュ素材のタイプを発見しました!!
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楽天のサイトで見つけました。
まわりっ子とは別のメーカーのようですが、メッシュ素材で薄型なので、夏に重宝しそう!
私も近々購入予定です^^
最後に
- 変わり結びをすることが多い
- 着付けに慣れていない
- 長時間椅子の背もたれにもたれかかることがある
- 便利な着付け小物を探している
ということことから、着物女子には必須アイテム。
もしまだ使っていない人がいたら、すべての人にこの良さを伝えたい!!!
これからも、着物が快適になるような便利アイテムをたくさんご紹介していきますね^^