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毎月25日に開催!天神市はリサイクル着物やハギレの宝庫

こんにちは。ライターのカナです。

今日は北野天満宮で開催される「天神市」のお話です。

カナ
「骨董市」って、行かれたことはありますか?

骨董市では古い着物や帯、ハギレなどがたくさん売られています。

しかも、リーズナブルなお値段で!

「着物をなるべくお手頃に揃えたいな」と思っている方に、骨董市ではどんな着物類が手に入るのかご紹介していきますね。




 

「天神市」は北野天満宮の骨董市

京都の北区にある北野天満宮では、毎月25日に”市”が開かれます。

これは、北野天満宮に祀られている菅原道真公の命日が由来となって開催されているもの。

カナ
地元の方は、親しみを込めて「天神さん」と読んでいます

市では骨董品が大多数を占めていて、東寺の「弘法市」と合わせて「京都の二大骨董市」とも呼ばれています。

鳥居の中はもちろん、参道までびっしりとお店が連なっています。

カナ
何本もの通りに出店されているので、くまなく見て回るのはかなり時間がかかりますよ!

本殿のすぐ前から撮影。この辺りはお店がないので、これでも人がまばらなんですよー

 

開催時間はザックリ。早朝から夕方まで

開催時間は明示されていませんが、早いお店は朝5時から始められているとか…!?

準備でき次第営業開始、商品がなくなり次第閉店されるそうで、早いところではお昼過ぎに店じまいを始めるところもあります。

いいものをゲットしたいのであれば、なるべく早め。。。少なくとも午前中に着いておくことをオススメします!!

・・・そのため、もちろん朝からかなりの人出です。

北野天満宮行きのバスも、いつも以上に混んでいることが多いです。

静かに見たいなら、あえて午後に行くのもいいかもしれませんねー。




 

天神市に出店しているのは、骨董品が中心

北野天満宮の天神市は「骨董市」と呼ばれているだけあり、骨董品が圧倒的に多いです。

「なんでも鑑定団」に出てくるようなお皿や壺、昭和レトロなおもちゃなどもありますし、古着屋さんにあるようなアクセサリーもあります。

中には、誤解を恐れず言えば「・・・(これ、売り物?)」と言うような雑貨も。

ユニークな商品が満載なので、宝探しするような気分でおもしろいものを見つけるのも楽しいです。

 

骨董品の他には、地元のお漬物店や、ハンドメイド品、たこ焼きやかき氷などのお祭りによくある飲食店などもあるので、お子様連れでも楽しめますよ!

 

 

天神市の価格帯は? ワンコインで購入できる着物もある!?

古い着物もたくさんあります!お店の数も数え切れないくらいありますよ〜。

どんな着物を取り扱っているかは、お店によってさまざま。



外国人には黒留袖、日本人マダムにはリサイクル小紋や紬が人気

外国人
黒のキモノがクールでイイネ。黒留袖がゴージャスでステキ!

→はい、黒留袖、あります!!

黒留め袖は嫁入り道具として一着は作る方が多いですが、出番が少ないキモノなので、綺麗な状態のまま売りに出されることが多数。。。そのため、安いお店なら500円で手に入ることも!

マダム
気軽な日常着として着られるものが欲しいわー

→はい、小紋や紬はものすっごくたくさんあります!!

小紋や紬といったいわゆる”リサイクル”と呼ばれるものは、品数No. 1!

その分、品物にはかなり差があります。

お手頃なものは1000円から。

ブルーシートやテーブルの上に、畳んでいない状態で山盛りになっているお店は、下の方まで掘り起こしてお宝を見つけるのも楽しみの一つです。

こうしたお店のものは日常着として着られるデザインのものが多いので、20〜30代の女性から見ると「ちょっと渋めだな」と言うものも多いです。

あと、汚れが着いているものも結構あるため、気にならない程度の汚れかどうかはしっかりチェックしておきましょう。

一方、綺麗に畳まれていたり、ハンガーにかかっているものは状態もデザインも綺麗なものが多いです。

多少汚しても日常でガンガン着たいか、ちょっとしたお出かけに着ていけるものがいいか、、、目的によってうまく見定めましょうね!



 

アンティーク着物は豊富だけど、高額です

名前
鮮やかな色柄のアンティークを探しています!

→もちろん、アンティークもあります!!

大正〜昭和初期に作られた、色柄が大胆で華やかなアンティーク着物もたくさんありますよ。

可愛くて状態の良いものもたくさん、、、なのですが、そういったものは「適正なお値段」で売られています。

アンティーク着物はコアな着物ファンから絶大な人気を誇る一方、年月が経つにつれ「状態の良いもの」が市場からどんどんと減ってきているんです。

そのため、「需要と供給のバランス」により、アンティーク着物は「激安」と言うわけにはいきません。

3千円程度の着物が山盛り置いてあるお店でも、状態の良いアンティーク着物は2万円くらいしたり…1万円未満で手に入ることは、まずないでしょう。

それでも、アンティーク専門店として実店舗を構えているところよりは少し割安で手に入ることもあります。

また、アンティーク着物ばかり集めたお店もあります。

やはりこちらも平均単価は高いのですが、、、芸術的なデザインは見ているだけでも幸せになります。。。

カナ
高額のお着物を売っているところは、カード利用可のところもありますよー



私が購入したのは、こんなもの

先日は、ハギレを購入しました。(上の写真)

これは半衿として使います。

それまでにも何度か足を運んでいて、着物も購入経験がありますよ。

例えば。。。

山積みになったお店・・・3千円の激安着物購入(数点)

→なんとなく普段着ない色柄だったので、珍しくて購入しましたが、帰宅後よーく見てみると、シミやほつれがひどく、外に着ていけない。。。(たんすの肥やしになってます)

カナ
安さに目が眩んで、正しい判断ができてなかったです、、、反省。泣

アンティーク着物のお店

→こちらは、アンティーク着物ファンには有名なお店。状態の良い可愛いものが揃っています。

そこで出会った超可愛くて、汚れもほぼなし、アンティークにしか出せない色味、、、どうしても諦められずに購入しました。その額、、、4万円!今まで私が買った着物の中で最高額です。

でも本当に可愛いので、後悔は全くなし!

 

北野天満宮へのアクセス

北野天満宮へ行くには、どのルート(京都駅でも四条駅でも)からでも市バスが便利です。

「北野天満宮前」が最寄りですが、「北野白梅町」(金閣寺や立命館大学行きのもの)と言うバス停からもそれほど遠くないので、こちらを利用するのもアリです。

市バスに一日3回以上乗るなら、「一日乗車券」がお得です!バスの中でも購入できますが、事前購入が安心^^

また、北野天満宮の近くには、桜で有名な平野神社もあります。徒歩で行けるので合わせてお出かけしてみてはいかがでしょうか。

 

毎月25日は、北野天満宮の「天神市」で宝探しを♬

晴れの日も雨の日も、天神市は開催されます。

京都以外からも骨董や着物を扱うお店がたくさん集まりますので、自分好みの商品が見つかるはず!

色柄もサイズもぴったりくるお宝を探しに、一度は行ってみるべし!ですよー^^

 

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