こんにちは!着物ライターのカナです。
「おうち時間」が増えたことにより、テイクアウトや宅配サービスをする飲食店が増えてきましたね。

京都・四条烏丸エリアにある中華料理のお店「膳處漢(ぜぜかん)ぽっちり」。
毎年「祇園祭」の間の数日間しか販売されない『しみだれ豚まん』はいつも夕方までには売り切れるほど大人気!
「祇園祭グルメといえば!」と真っ先に名前が挙がるほど有名で、毎年楽しみにしている人も多い商品です。
その『しみだれ豚まん』が、”おうち時間”に合わせて特別に販売されています。
目次
「膳處漢(ぜぜかん)ぽっちり」は京都にある中華料理のレストラン
「膳處漢(ぜぜかん)ぽっちり」は京都の四条烏丸エリアにある中華のレストラン。

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公式サイトによると、中華料理の中でも「宮廷料理」を元にされているとのこと。
ディナーはコース料理で8,000円〜と”特別な日の食事”に向いていますが、ランチなら千円台からあるので利用しやすいですよ。

洋館と京町家が一体となった豪華な建物
「膳處漢ぽっちり」は建物も特徴的!
お店の周囲は町家があったり、雑居ビルが立ち並ぶエリアですが、「膳處漢ぽっちり」は古い大きな洋館でとても目立ちます。
重厚感があるので入り口に暖簾がかかっていなければ、敷居が高くて入るのに躊躇しそうなほど。
しかし、中へ入り、広いエントランスを抜けると坪庭のある京町家に…。
とても不思議な建物なんです。
全体的にゆったりとした空間で、優雅な雰囲気にうっとりします。
ファン多数で売切れ必須!『しみだれ豚まん』とは

『しみだれ豚まん』は通常、お店ではいただくことができない商品です。
というのも、『しみだれ豚まん』は祇園祭の「宵山」期間中にのみ販売されるものなんです。
「膳處漢ぽっちり」があるエリアは、祇園祭の「宵山」の期間は歩行者天国になるところ。
その期間中は歩行者天国のエリアにある飲食店が通りに夜店を出店するのですが、各店”食べ歩き”しやすい商品を特別に売り出すことが多いんです。
そのメニューとして「膳處漢ぽっちり」では『しみだれ豚まん』を毎年販売されているのです。
『しみだれ豚饅』の名の通り、たれが皮にしみしみ…!肉汁たっぷりでボリューム満点
コンビニで売られている豚饅の倍はありそうなビッグサイズの『しみだれ豚饅』。

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その名の通り、熱々に蒸されたあと、仕上げに醤油だれをたっぷり塗って供されます。
タレで”しみしみ”になった皮の中には豚肉、タケノコ、キクラゲなどがぎっしり!!
肉汁もじゅわ〜っと溢れ出そうです。

しみしみのタレのおかげで味がしっかりしていて、どこを食べてもおいしい!
かなりのボリュームですが、飽きることなくあっという間にペロリといけます。

「おうち時間」増加に合わせ、『しみだれ豚まん』を特別に販売中
本来は祇園祭の前祭の宵山期間にのみ販売される『しみだれ豚まん』ですが、2020年春は特別に販売されているのです!
外出自粛により、外食が難しくなったことに伴い「テイクアウト」商品としてしみだれ豚まんをご用意されています。

- 通常のランチタイムが始まる11:30から販売スタート
- 売切れ次第終了
- 店内での飲食は不可
そもそも、祇園祭は「疫病退散」を祈願するお祭り。
そのお祭りの時に食べられている豚まんを、疫病で非常事態となっている今いただくことができるのは、とても意味のあることのように感じますね。
『しみだれ豚まん』はいつ買える?〜「膳處漢ぽっちり」店舗データ
「膳處漢ぽっちり」の営業時間、アクセスなどをおさらいしましょう。
前述の通り『しみだれ豚まん』は11:30より発売開始ですが、売切れ次第終了となるため、なるべく早めがおすすめです!
- 住所:京都市中京区天神山町283-2
- 営業時間:【ランチ】11:30 – 15:00(14:00L.O.)、【ディナー】17:00 – 22:30(21:30L.O.)
- 定休日:なし
- 最寄駅:阪急烏丸駅、地下鉄四条駅
- 公式サイト:https://kiwa-group.co.jp/zezekan/
- インスタ:https://www.instagram.com/pocciri/
非常事態宣言が出ているため、営業時間・営業形態については店舗へご確認ください。
まとめ:滅多に買えない『しみだれ豚まん』 京都に来たなら味わうしかない!
例年なら祇園祭の期間のうち4日間だけしか販売されない『しみだれ豚まん』。
リピーター続出、連日完売の豚まんは是非一度食べていただきたいです。
とは言え、不要不急の外出は控える時期ですので、積極的にお出かけをおすすめはいたしません。
もし、京都・四条エリアに必要な用事があるなら、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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通常ではいただけない、テイクアウトならではのメニューを出すお店も多いですよね