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【着物】冬の着物のオシャレは、「3つの首」を守って寒さ対策

こんにちは!!着物ライターのカナです。

朝晩、だんだんと冷えてきましたねー。布団から出るのがつらくなってきました。。。

お昼のお出かけならお着物もちょうどいい気候ですが、朝晩はちょっと寒いと感じることも。

コートや羽織を選ぶ前に(コート、羽織については後日また記事を書きますね!!)、小物で簡単にできる寒さ対策はいかがでしょうか。




秋の着物スタイル、冷え対策には3つの首を守ろう!

もはや着物なのかもわからない・・・襟巻&コートの完全防備スタイル!

洋服のときと同様、冷え対策には『3つの首』を守るのが鉄則!ここをしっかり暖めることができれば、着物スタイルの日でも快適に過ごすことができますよ。

着物姿で守るべきパーツ① 首

衣紋を抜くので、首周りはやはり寒いです。

首元の防寒具といえば、成人式の振袖を着るときの必須アイテムのようなふわふわのファー。

もちろん、このような着物専用の襟巻きもあるけれど、洋服用のもので十分代用できます。

ニットのマフラーをぐるぐるに巻けばカジュアルコーデに合いますし、カシミヤのストールも万能。

ポイントを挙げるとすると、衿が崩れないように、あまりキツく巻かないようにするといいでしょう。




着物姿で守るべきパーツ② 手首

着物は袖が開いているので、手首も風が直撃してしまいます。

わたしは寒い時期が来ると、着物の中にはヒートテックを着込みます。薄くて暖かくて、ちょうどいい!

衿から見えてしまわないように、後ろ前で着るのがおすすめw

周りの着物仲間でもヒートテックを着る人は多いので、多少袖から見えてしまうのは許容範囲なのですが、伝統を守るような「着崩すのなんてだめ!!」という人の中には「みっともない」と顔をしかめる人も・・・。

外出先などで本当に寒いときは手首まで着て、室内に入って暖かくなれば肘あたりまで上げておくとスマートかと思います。

それから、手袋の中でも、ロンググローブがあると見た目にも実際の暖かさも◎

ウールだとやらわかくて女性らしい印象、レザーだとモダンな雰囲気になりますよ。

わたしはアンティークを着ることが多いので少し雪が短く手首が出てしまうことが多いので、手袋は必須ですね~。

※手の部分は覆わないアームカバーは室内でもOKなので、こちらもおすすめ^^

着物姿で守るべきパーツ③ 足首

足元も、わたしはヒートテックのレギンスを愛用しています。履くのと履かないのとでは大違い!

足首は、本当に寒いときはブーツとタイツがしっかりカバーできて無敵です。

 

草履のときは、冬用の足袋が必須。別珍やフリースなどの厚手のものがこれからの時期にネットでもたくさん販売されますよ。

厚手だからといって、履きにくさなどもないのでご安心を。

わたしはエンジ色の別珍足袋を愛用中。カラーバリエーション豊富なものも多いので、足袋のおしゃれは冬がいちばん楽しいかもしれません!

まだわたしは試したことが無いのですが、足袋の下に履く専用のインナーもあるので、普段の足袋を履きたいときには良さそうですねー。

まとめ:和装専用小物じゃなくてもOK

みなさん、お気づきでしょうか?

ここに出てくるものは、どれも和装小物じゃなくてもまったく問題ないんです!

マフラー、手袋、ブーツ、レギンス・・・わたしはどれも洋服スタイルの時と兼用していますよ。

着物=呉服店で揃えるもの、という概念を超えると、着物のオシャレがもっと自由で楽しくなります。

「着物をもっと自由に」を合言葉に、冬のおしゃれお楽しんでくださいね!