こんにちは!!着物ライターのカナ(@KANA_vintage)です。
京都などの観光地でのレンタル着物は人気が定着してきましたね。
お手頃価格で利用できるお店もたくさんあります。
また、お正月などイベントごとではお母様から着物を借りて着てみようかな、という方もいらっしゃいますよね。

そこで、レンタル着物でも大丈夫!!
手持ちの小物で”自分らしさ”を演出できるオシャレのコツをご紹介します!!
目次
レンタル着物店で借りられるのは、着物・帯・草履・バッグが基本
ここでは、レンタルショップを利用することを想定してお話しますね。
私は京都で行動することが多いので、京都のお店には友人の付き添いで行ったことがあるのですが、一般的なお店でレンタルできるのは、以下のものが多いです。
- 着物
- 長襦袢
- 帯(半巾帯)
- 草履
- 足袋(ソックスタイプ)
- バッグ

着物と帯は、説明不要ですよね。これがなければ成立しません。
ので、ここはレンタル店のものをそのままお借りします。
長襦袢は、着物の下に着る、襟元に数センチ見えるアレです。
あの部分は半衿といいますが、長襦袢についているもので、これもレンタルするその場でアレンジするのは時間的にも難しいのでそのまま使いましょう。
自分で工夫ができるとすると、草履、足袋、バッグですね。
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<草履>手持ちのショートブーツやパンプスにアレンジ可能

簡単に雰囲気を変えられるのは、足元です。
レンタル着物店を利用している方の足元を見ると、シンプルなビニールコーティングされたような素材の草履がほとんど。
形もシンプルなので、鼻緒が細いものが多いです。
レンタル店にお邪魔した際見てみると、たくさんの方が利用するものなので、
もしかしたら履きグセなどがついて底がすり減ったり鼻緒が合わず履きにくくなってるかも、、、という印象を受けました。
そういう点でも、オシャレの点から見ても、手持ちのショートブーツやパンプスはおススメです。
色は黒か茶色のシンプルな形のものが合わせやすくておススメ。
つま先部分はぽってり丸い形だとカジュアルになりすぎる(デニム着物とかカジュアルに思いっきりふっていると似合う)し、いい女系のポインテッドトゥもちょっと浮きます。
プレーンな形がおすすめ。
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わたしはサイドゴアタイプのブーツを愛用しているけど、「はいからさんが通る」的な編み上げタイプもかわいいなぁですよね。
どちらにしても、脱ぎ履きしやすいことを優先して選んでくださいね!
帯で腰回りをがちっと固定する分、ブーツのファスナーを上げたり下ろしたりする際にしゃがんだりかがんだりするのが難しくなることがあります。
また、ブーツを合わせる際の注意点として、着付けてもらうときには裾を短くしてもらうことが鉄則!!

裾が短くなる分歩きやすさもUPします。

<足袋>色付き、柄つきにするとこなれ感アップ!

レンタル店では足袋風の白いソックスを用意していただけることが多いです。
足袋を色付きや柄付きにすると「こなれ感」が一気に増しますよ。
カジュアル着物派の人は柄足袋を愛用している人も多く、最近は品数も増えています。
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着物を着る回数が少ない方なら、和柄の足袋風ソックスが可愛くておすすめです!
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<バッグ>個性を出しやすいアイテム!小ぶりバッグなら何でも◎

バッグもアレンジしやすいですね!
レンタルでは巾着やカゴバッグが多いようですが、友人が利用した際は行った時間が遅くてかわいいものが数少なかった印象。
バッグは本当にもうお好みで大丈夫なのですが、着物に合わせやすいポイントは以下の通りです。
- 小ぶりが合わせやすい
- 持ち手が短い
- ナイロンよりは革やファーがかわいい
大きめサイズでも合うものもありますが、小ぶりサイズが失敗が少ないです。クラッチバッグとあわせるのもいいですよ。
持ち手については、肩に掛けることということもあり、短い方がバランスがいいです。
また、素材ですがナイロンは難しいですが、この時期ではファーやフェルト素材がかわいく決まります。
革も無難にまとまりますが、大きさによっては重たい印象になるかも。くしゃっとやわらかい形なら◎

わたし(前列右)は柄いっぱいのバッグを。これくらカラフルだったら、逆にどんな着物でも合います。ほかのメンバーもバッグは和装専用の人はいないですねー。
<防寒対策>羽織が無い場合、洋服に使う小物で代用しましょう
レンタルプランによっては、羽織も借りられるかもしれませんが、羽織込みでない場合や真冬は手持ちの小物が必須になりますね。(真冬は羽織だけでは寒いです…)
普段の小物で使えるものは以下の通り。
- ストール
- マフラー
- イヤーマフ
- ケープ
- 手袋
- インナー
さて、詳細は・・・
1.ストール
羽織代わりにも、マフラーとしても使えます!羽織や着物用コートが無い場合は絶対用意することをおすすめします!!柄はお好みで♪
2.マフラー

そこまで寒くない日はマフラーのみでもOKかも?でも初詣の時期だと、ストールとマフラー両方使ってもいいくらいかもしれません。
マフラーはファータイプだとボリュームが出てかわいいです!今シーズン、洋服用でもたくさん出ていますしね。
ちなみにわたしは、数年前にUNIQLOで500円だったものを着物用として愛用しています。笑
3.イヤーマフ
防寒はもちろん、ホワホワのマフを選ぶとヘッドドレスみたいで アクセサリーのようにも使えます。着物はまっすぐのシルエットなので、頭の部分にアクセントがあると目線が上にきてスタイルアップ効果もありバランスがよく見えると個人的には考えています。
言わずもがなですが、アウトドア系のものは着物姿にはマッチしづらいです。笑

イヤーマフではないですが、これくらい大きなヘッドアクセをつけるのもアクセントになっていいですよ~
4.ケープ
袖の部分が分かれていないケープであれば、着物にも使えます。
上のインスタはモリタマミさんが自らデザインされたものですね。すてき~。
5.手袋
手袋も重要!!袖口が広く開いているため腕は冷えやすいです。手首を風から守ることは必須ですし、ロンググローブがあればさらに防寒になるし見た目も“淑女”のようで上品に見えるので特にオススメですよ。
↓こちら、私が習った着付けの先生ですが、アームウォーマーを付けてらっしゃいます。
6.インナー
こちらは以前記事にも書いたので、詳細はこちらをご参照ください。
レンタル着物はほとんどが薄手のポリエステルと思われます。真冬はとても寒いと思いますので、インナーはしっかりと!!
オススメはユニクロのヒートテックで、八分袖のトップス、レギンスの上下とも着るべし!
手首や足首からチラッと見えてしまうこともありますが、袖口を押さえたりいつもより歩幅を狭くしたりしていればそこまで目立つことはありません。
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最後に。レンタル店への確認はお忘れなく!
最後に、、、当然ではありますが、レンタルできるものできないもの…などはお店の方と事前に相談してくださいね!
お店によってルールはさまざまですので、当日あたふたしないようにご注意を^^
自分の着物でない場合でも、なるべく自分好みの着こなしにしたいですよね。