こんにちは!着物ライターのカナです。
10月も後半となり、着物で観光しやすい時季となってきました。
レンタル着物で京都観光をされる方も増えますが、
「着物の下の下着は、いつもので大丈夫なの?」
という疑問はありませんか?

- 着物の下に着る下着について
- 和装ブラは必須ではありません!
- ショーツも実は要注意!
- 京都や浅草でレンタル着物をして観光される方
- 結婚式など冠婚葬祭で着物を着られる方
- 着物を初めてみたくて、持ち物がわからない方
目次
一般的に着物の下にこんなものを着ています

一般的には、着物の下はこういう順にインナーを着ています。
- 長襦袢
- 肌襦袢(上半身)・裾除け(下半身)
- 和装ブラ(上半身)・ショーツ(下半身)
Q.何か持っていくものはありますか?A.特にございません。 着物用の下着や足袋、 草履などはプランに含まれています。 京都の冬は大変冷え込みます、 ご心配の方は襟元の開いた薄手のTシャツをお持ちいただければその上から着付けさせていただきます。
・・・とレンタル着物店のQ&Aにもある通り、特に持ち物は必要ありません。着付けに必要なものはお店で用意してくださいます。
1 長襦袢
着物のすぐ下に着る”見えてもいいインナー”です。
襟元にチラッと、もう一枚衿が覗いているのが長襦袢。
こちらについては、レンタル着物店で用意してくださいますので割愛します。
2 肌襦袢、裾除け
こちらは肌に直に着るインナー。今で言うキャミソールやスリップのような存在。
汗を吸い取って着物や長襦袢を傷めない役目があります。
上半身・下半身で肌襦袢・裾除けと分かれていますが、上下つながったワンピースタイプのものもあります。
ワンピースタイプの方が着付けの際は簡単だし時短にもなるので、レンタル着物店で着せてもらうときはこちらを使用されることが多いようです。
ちなみに、着物を普段から着ている人も、ワンピースタイプを着たり、裾除けをステテコに変えたりして、自分なりに快適になるよう自由に工夫されています。

3 和装ブラ、ショーツ
こちらはレンタル着物店では用意してくださいません。
和装ブラと洋服用のブラの違いは「バストのボリュームを抑えること」「ワイヤーが入っていないこと」。
和装になるには凹凸のある体型は着付けがしにくくなりますので、なるべくボリュームダウンして見える方がいい。
さらに、バストにボリュームがあると胸元が着崩れやすくなります。
また、帯や腰ひもなどを何本も締めていくため、ワイヤーのある洋服用ブラでは肌に食い込んで痛くなることがあります。
そのため、和装用のブラをつけます。
※ショーツについては後ほど詳しくお伝えしますね。
和装ブラは”必要”ではありません!(代用できます)

和装ブラをつけるのが理想的ではありますが、「レンタルで一度だけ着たい」と言う方は、わざわざ買うのはもったいないですよね。
そのため、以下のもので代用するのがおすすめです。
- カップ付きキャミソール(ユニクロのブラトップなど)
- スポーツブラ
どちらも、バストを包み込むけれど、ワイヤーは入っていないし、バストアップの効果はないですよね。
このどちらかを持っているなら、ぜひ使うことをおすすめします!
実は、普段着として着物を愛用している人も、これらで代用している人は結構いるんですよ。

レンタル着物店でブラの着替えはできる?
全てのレンタル着物店を見たわけではありませんが、多くの場合、肌襦袢(ワンピースタイプ)を手渡され「こちらを着てね」と仕切りで囲われたところへ案内されます。
肌襦袢を着た状態で着付け師さんの前に行くので、「ブラとショーツのみ」の姿を見られる可能性は低いです。
(肌襦袢の着方がわからない・・・と言う場合もあるかもしれませんので、そう言うときは思い切ってブラ姿を・・・)
そのため、仕切りの中でささっと洋服用ブラから和装ブラに変えることはできますが、一度にたくさんの人がレンタル着物店を利用しているので、「完全個室」となることは少ないです(=他の人に見られちゃうかも…)。
また、忙しい時間帯だとお客さんも店員さんも時間との勝負になるため、少しでも着替えの時間は短い方が◎
できれば、和装ブラやカップ付きキャミは着た状態でお店へ行くことをおすすめします。

ブラの着替えができるか、個室で着替えができるのか、など気になる方は予約時に確認すると安心です!
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ショーツはラインの響かないものを!
ショーツも実は注意が必要です。
着物を綺麗に着るには、シワやたるみを無くし、タイトに着ることが重要です!
お尻周りも、タイトスカートのようにヒップラインがピシーッと出るようにするのが美しい着方。
そのため、ショーツのラインが目立ってしまうのです。
ショーツは薄手の”ひびきにくい”タイプを選びましょう。
また、着物姿でのお手洗いは慣れないうちは手間取ります。
脱ぎ着に時間のかかるガードルや、腰紐の位置に届きそうなハイウエストのショーツは避ける方がいいでしょう。
冬の日はヒートテックを着ておくと安心
袖や足元から風の入りやすい着物。冬は結構冷えます・・・!!
洋服を着るときにヒートテックが手放せない時期が来たら、レンタル着物を着る際にも肌襦袢の下に着ておくと安心です。
その際、襟元が大きく開いたタイプのものを選ぶと、衣紋(うなじの開いたところ)から見えずに済みますが、ない場合は普通のUネックのものなどを前後逆に着て代用することもできますよ。

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東京、鎌倉、金沢、岡山(倉敷)、太宰府・・・など、着物の似合う観光地にたくさんお店があります。
レンタルの基本的な流れは大きく異なりませんので、一度利用しておくと他の街へ旅行へ行った時も「またwargoなら安心」と利用しやすくなりますよね!
観光地でのレンタル着物店選びには、候補に入れておくべし!です。
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まとめ:着崩れしにくくするためには、下着に注意!
基本的にはレンタル着物店は「手ぶらで行ってOK」です。
しかし、きれいに着付けてもらって、着崩れしにくくするには、ブラジャーは洋服用のものは避けるべきです。
和装ブラが手元になければ、カップ付きキャミ(ブラトップ)かスポーツブラをつけて行ってくださいね!

