こんにちは!着物ライターのカナです。
着物の似合う女性=素敵な女性
→着物を着るとモテる?
そんな期待を持つ人も多いのでは?

婚活で「着物を着るのが趣味」と言ってもモテません!
ただ、医師や経営者など一部の男性(いわゆる”ハイスペック”男子)にはモテるとの説もあります。
女性らしさを印象付けられる着物が、なぜ婚活では不人気なのか?
その理由を解説していきます!
- 婚活中の女性
- 婚活をしようかな、と思っている着物好きの女性
- 医師や経営者など「ハイスペック」な男性と出会いたい女性
目次
華やかで目を引く着物女子は「褒められ率No. 1」

モテないってことは、「着物を着た女性」が魅力的ではない?・・・そんなことはありません。
着物を着て外出すると(特に街中や観光地)、かなりの高確率で「素敵ですねぇ」と通りすがりの人に褒めていただきます。
知人の披露宴に列席するときも、もちろん列席者全員がドレスアップをしていますが、初対面の男性(新郎の友人など)から褒めていただくこともよくあります。

日本に住んでいて初対面の人に話しかけられること、しかも「素敵ですね」と褒めてもらえるなんてかなり貴重ではないでしょうか。

初対面の人を褒めるなんて、シャイな日本人は苦手なことが多いですよね
それでも褒められることが多いのは、
- 「着物=素敵なもの」という認識が多くの人にある
- 思わず声をかけたくなるほど目を引く
ということがあるのではないでしょうか。

ただ・・・、褒めてもらえることと、婚活でモテることは意味がちょっと違いますよね
その理由は、続きを読み進めてみてください。
「着付けができる」は”デキる女性”として婚活には圧倒的好印象

ということ自体は、好感を持って受け止めてくれる人が多いです。
私たち、20〜30代女性の母親が独身だった時代は、「花嫁修行」として着付けを学ぶ人も多かったですし。
その影響か、着付けができる人に
- 教養がある
- 知的
- 品がある
などと、いいイメージに繋がるのです。

幅広い世代に認知されている習い事(=着物)を身につけていることは、共通の話題にもしやすくいろんな面で便利です。
冠婚葬祭の時にササッと自分で着られたら「デキる女性」に見られるはずですよ。
婚活における「着物が趣味」のメリット・デメリット


単に「着付けを習ったので着る技術はある」は好印象でも、


と、「普段から着物を愛用している」というのは意味街が別。
後者は残念ながら良くないイメージも持たれることが多いんです。
「着物が趣味」であることのメリット
- 印象に残りやすい
- 華やかに見える
- 所作が美しく見える
やはり、「着物を普段から着ている」と言う話をしたり、婚活の場で着物を着ていたら個性が際立ち印象に残りやすいです。
それに、着物には色鮮やかなものも多く、華やかで目を引きます。
また、着物を着ると自然と背筋が伸び、小さな歩幅で歩くため所作が美しく見えるのも好印象に繋がるのは、メリットと言えます。
「着物が趣味」であることのデメリット
- 「近寄りがたい」と思われる
- 個性的すぎる
- 「金遣い荒らそう」と思われる
品があって目を引く、ということはデメリットにも働きます。
上品な雰囲気を出していると、気軽には話し掛けられないと感じてしまう男性は意外と多いです。
また、”着物”というだけで十分個性があって目立つので、デートの時に着物で来られると注目を浴びて恥ずかしい…という思いも。

「着物=高価」というイメージが圧倒的に婚活に不利

さらに、一番のネックは「金遣い荒そう!」という先入観を持たれること!
フリマアプリやヤフオクを使えば1,000円程度で買えるものもありますが、着物に詳しくない人にとっては一着に数十万円はするイメージが強いですよね。

収入のほとんどを着物に使ってしまうのでは…。家計は大丈夫かな?
パーティー会場で見かけるなら華やかでいいけれど、いざ結婚して一緒に生活することを考えると…

”普通”の洋服でおしゃれしてる人がいいな
と思われてしまうことが多いのです。
魅力的な女性と結婚相手に求めるものは違いますよねぇ。
既婚女性に聞いてみた「着物に対する夫の反応」

私の周りには既婚者の着物好き女性もたくさんいます。
彼女たちから聞いた旦那さんの着物に対する反応をいくつかご紹介します。
結婚してから着付け教室に通い始め、今では毎週末着物を着ています。
夏の花火大会では浴衣デートに付き合ってくれるけど…普段のお出かけは女友達とばっかり。
去年の夏は、浴衣をたくさん買いすぎちゃって…、いくら使ったかなんて夫には言えません!
アンティーク着物が大好き!
それに合わせてヘアスタイルやバッグもアンティーク風にトータルコーデしています。
着物仲間からは「いつもオシャレだね」と褒めてもらえるけど、「目立つから恥ずかしい」と主人からは不評。
一緒に出かけるときは洋服にして、と言われています…。
彼と交際中から着物にハマりました。
着物仲間もたくさんできて、毎日楽しい!
彼は浴衣なら一緒に着てデートしてくれます。年に一度くらいだけど。
掘り出し物の着物を見つけるとめちゃくちゃ嬉しいけど、「また買ったの?」と呆れられることも…。
男性で着物に興味のある人はやはり少数派。
夫婦やカップル間の仲が良く、女性の着物姿が似合っていたとしても、並んで歩くのは恥ずかしいと嫌がられることも多いようです。
また、自分の収入でお買い物をしてるとは言え「着物ばっかり買いすぎじゃない?」と小言を言われる…というのも既婚女性の「あるある」のようですよ。
婚活で和装デートをするなら、浴衣がおすすめ

そう思うなら、夏の花火大会やお祭りで浴衣デートしてみてはいかが?

着物は街中で目立つから恥ずかしい
けれど、夏祭りならカップルで浴衣を着ている人がたくさんいますよね。
前述の既婚女性の話にもある通り、街が浴衣カップルで溢れるイベントごとでは着てくれる男性も多いです。
着物姿を彼に見てほしい!と思うなら、まずは夏の浴衣姿から披露してみてはどうでしょうか。
たくさんの男性からモテなくても、ハイスペック男性にはモテることも!

「着物好き=婚活の場では必ずしも男性ウケしない」というのが、私がこれまで見たり聞いたりしてきた中での説。
・・・ですが、「着物が好き」を魅力として捉えてくれる男性もいます。
それは医師や経営者、海外駐在の多い商社マン…いわゆる「ハイスペック」な男性たち。
- 高収入・・・結婚後も自由に使えるお金が多い
- 仕事柄、フォーマルな場所への出席が多い・・・着物も歓迎されやすい
など、着物が趣味であることを喜ばれやすい条件がいくつもあるんです。
カジュアルな婚活パーティーに出席して「着物好き」をアピールしたものの、あまり好評じゃなかったな…という思いをしたことがあるなら、次回はハイスペックな男性が集まる場所へ出会いの場を変えてみてはいかがでしょうか。
出会う人を変えることでご縁に巡り会うかもしれません。
着物女性好きのハイスペック男性との出会いは婚活場所を選ぶべし
婚活を経験したことのある女性ならご存知とは思いますが、自分の望む結婚や相手に求める条件によって、婚活の方法は選ぶ方が近道ですよね。
- カジュアルなおつきあいから始めるなら、婚活アプリや街コン
- なるべく早く結婚したいなら、結婚相談所
さらに、結婚相談所の中でもさまざまな職業の男性がいるところと、医師限定など特化型の相談所など細分化されますよね。
もし、知り合いたい男性が「医師」「年収◯万円以上」など譲れない条件があるなら、それを叶えられやすい相談所を選びましょう。
「とは言え、結婚相談所やサイトがたくさんあって選ぶのが難しいなぁ」
と思うなら、自分に適した相談所が簡単に見つけられるWEBサイトの活用を。
例えば【結婚相談所比較ネット】では、年齢や住む場所など、いくつかの質問に答えるだけで、ご自身に適した相談所をその場で提案していただけます。もちろん無料!
さらに、そこから資料請求もできるので、資料を見ながらじっくり検討して決められます。
今すぐ結婚!とは思っていなくても、いつかのために、まずは資料集めから始めてみてはいかがでしょうか。
無料診断はこちらから → 【結婚相談所比較ネット】
まとめ:着物=婚活成功!とはいかないけれど…
以上のように、「着物を着るのが好きな女性」が婚活でモテるというわけではありません。
モテるのを目指して着付けを習おうかな、と思っているなら、あまりオススメはしないです。
ただ、着付けを習うことで所作が美しくなったり教養が身につく、という点では「魅力的な女性」への大切な一歩になります。
また、医師など一部のハイスペックな職種の男性には好評とも言われています。
結局は「外見の美しさ」ではなく「人間性の美しさ」や相性が大切。
好きなことを追求している人は輝いて見えるのも事実ですし、着物が好きなら思う存分楽しんでみましょう!