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1月28日放送『マツコの知らない世界』「古着きものの世界」に池田由紀子さんご出演

こんにちはー。着物ライターのカナです。

2020年1月28日放送『マツコの知らない世界』をみなさんご覧になりましたか!?

なんと、「古着きものの世界」が特集されたのです!!!

カナ
前週の放送の最後に次週予告が映ってからは、着物好きさんたちの中ではかなり盛り上がってて、私も見るのを楽しみにしてました〜。(仕事のためリアルタイムでは見れなかったけどー)

今回は、番組の内容を振り返りながら古着きものの魅力を今一度お伝えしますね!

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『マツコの知らない世界』「古着きものの世界」のゲストは池田由紀子さん

2020年1月28日放送の『マツコの知らない世界』「古着きものの世界」にゲストとして出演されたのは、着物コーディネーターの池田由紀子さん。

美術品レベルのアンティーク着物のコレクションを多数保有されていて、「古着きもの」界の第一人者である池田重子さんの娘さまであります。

着物の本(特にアンティークや着物の歴史についての)を読むと、池田さんのお名前を必ずと言っていいほど拝見します。

カナ
アンティーク着物好きには神様のような方です…!

 

「時代布と時代衣裳 池田」を経営

IKKOさんや著名人の着物デザインや執筆のほか、東京・目黒にて「時代布と時代衣裳 池田」というお店をされています。

私はまだ伺ったことはないですが、池田重子さん、由紀子さんの審美眼で選び抜かれた素敵な着物や和装小物が揃うんだろうなあ。

貴重なお品物がたくさんあるはず!




『マツコの知らない世界』①【着物警察を恐れないで】

番組で池田由紀子さんがお伝えくださったことをご紹介しますね。

まず最初はこちら。

「着物警察を恐れないで」

着物を一度着てみたものの「通りすがりの人に着物のことを注意された!怖くてもう着物は着たくない」と言う若い女性が多いんです。

  • 「この時期のこのお花の柄は合ってないわよ!」
  • 「着崩れてるじゃない。もっと綺麗に着なさい」
  • 「着物と帯の格が合ってないわよ」

 

「着物警察が色々言ってきても、気にすることはありません」と由紀子さんが番組冒頭でおっしゃってくださいました。

自分の好きなものを好きなように着たらいい。

着物界の重鎮とも言える方がそのように言ってくださることは、本当に価値のあること。

着物女子の中にも着物警察に何か言われた、と言う人はかなりたくさんいるのでとても勇気をもらえるお言葉でした!

 

『マツコの知らない世界』②【池田コレクションの美しいきものの数々】

いやー、本当に素晴らしかったです、池田コレクションのお着物の数々。

スタジオには明治から昭和(だったかな??)にかけてのお着物が帯・帯留めまでコーディネートされて展示されました。

大正時代の着物は西洋文化をふんだんに

「大正ロマン」なんて言葉もあるように、当時は西洋の文化がどんどんと入ってきている時代。

着物も西洋文化を積極的に取り入れていました。

池田由紀子さんのお言葉を借りると「西洋文化を咀嚼することなくそのまま反映していた」とのこと。

確かに、カラフルで大胆な構図の模様が多いですよね。

一方で、ドラマ『おしん』などを見ているとこの時代の一般的な庶民は木綿の絣などを日常着としていたのがわかります。

大正ロマンの着物を着ることは、「いい家柄のお嬢様」の楽しみだったのでしょうね。

 

昭和に入るとシンプルな着物がトレンドに

昭和に入ると、大正時代の流行の反動のようにシンプルでシックな色柄がトレンドとなりました。

番組で紹介されていたのも、黒っぽい地に白い線のすっきりとした模様のお着物と帯でしたね。

今まで「大正ロマン大好き」だった私も、歳を重ねるとこのようなお着物をかっこよく着こなしてみたいな、と思うようになっています。

 

帯留めは明治から一気に発展した

アンティークの帯留めは明治時代に入って一気に繊細で美しいものが増えていったそうです。

と言うのも、江戸時代が終わり「廃刀令」が出された結果、「刀鍛冶職人」さんの商売が立ち行かなくなることに。

そして、刀の装飾に使われていたその技術は帯留め作りに活かされるようになったのです。

小さな物ですが、帯留め選びにはとても個性が出るんですよね。

カナ
番組では池田由紀子さん、松の帯に松ぼっくりの帯留めをされていました。「マツコさんにお会いするから」とシャレの効いたコーデが素敵!




『マツコの知らない世界』③【まずは母や祖母のきものから始めよう】

「着物=高価」と言うイメージですが・・・まあ事実ではあるんですけど。

それでも、気軽に始められる方法はあります。

それは「お母さんやおばあさんの着物を借りること」

50〜60代以降の女性は、お嫁入りの時に着物を誂えた方がたくさんいらっしゃる世代。

またお祖母様の世代になると、着物が身近な存在だったので数着お持ちの方も多いです。

今、着物を趣味で着ている若い女性たちも、最初は母親の借り物から始めた、と言う人が多いんですよ。

カナ

私も母親の借り物からスタートしたし、「着物が趣味」と言うと「不要になったから」と知人からいただくことも…

また、お寺などで開催される骨董市や「着物市」「リサイクル着物市」などと検索すると、案外各地でお手頃に手に入るイベントが開催されていますよー。

「タンスの肥やし」になった着物を見つけたら…

お母さんのタンスから不要な着物が出てきたら、買取の見積り依頼をしてみては?
見積りのみでもWEBから無料で対応していただけますよ。
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「古着きもの」の魅力にマツコさん大興奮

今回の『マツコの知らない世界』では、マツコさんがとても着物に興味を持ってくださっていたのが嬉しかったです。

着物女子が「かわいい〜!」「これはレアや〜!」と興奮するポイントと同じところで「素敵ね〜」と言って下さっていたり、ポンポンと出てくるマツコさんの着物の知識…
本当にマツコさんは博識な方ですよねぇ。

「毎週これ(着物の世界)でいいわ!」とおっしゃっていて、もう本当に毎週放送して欲しいくらい、着物の魅力をどんどんと紹介してほしいです。笑

カナ
今回は前半で「クレープの世界」をされていて、着物の時間は少し短かったので、今度はまるまる1時間使って第二弾を放送してくれないかなぁ・・・!!!

 

『マツコの知らない世界』を見逃してしまった方が放送を見るには

どうでしょう?古着きものの世界に興味が出てきたのではないでしょうか?笑

池田由紀子さんによる解説も、知らなかったことがたくさんありとても勉強になりました。

放送を見逃してしまった方は、有料サイトの「Paravi」から見ることができます。

 

マツコさんの他の番組(『月曜から夜ふかし』(日テレ)など)はHuluから見ることができます。

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