こんにちはー。着物ライターのカナ(@KANA_vintage)です。
以前より、「真冬の着物には、ヒートテックをインナーにすると寒くないよ!」とお伝えしていますが、2019年秋冬にユニクロから発売された『バレエネック』タイプがめっちゃ優秀!!

この記事では、こんなことをお伝えします。
- 真冬の着物姿には、インナー必須
- 薄手・低価格・暖かい、ユニクロのヒートテック が便利
- この冬登場した「バレエネック」タイプが着物に最適!
- ヒートテックのメリット・デメリット
目次
真冬の着物、外出するならインナーは必須!

冬に着物を着てお出かけする場合、インナーを着ておかないとだいぶツライです。
教科書通りに着物を着るなら、本来は「肌襦袢、長襦袢、着物」の3枚。
胴回りは帯もあってがっちり守られていますが、袖口が大きく開いているので風通し抜群で末端から冷えが・・・。

帯の下は冬でも汗でがこもることもありますが、うなじや袖から入る風が寒いんです・・・!!
外を歩く時間が多い日は、長袖(〜7部袖)の薄手インナーを強くお勧めします。

旅行先でレンタル着物を着る場合、お店にもよりますがリーズナブルなプランだと、着物は薄手のポリエステルということも多いです。その場合、かなり寒く感じますので、本当に本当にインナーは大事!
着物のインナーにも、ユニクロのヒートテックは人気
インナーとして人気なのは、着物でもやはりヒートテック !
着物は何枚も重ねたり補正もするから、薄くて暖かいのは本当に嬉しい!
普段着としてよく着物を着る人たちも愛用者は多いです。

わたしも愛用者の一人。八分袖のトップスだけでなく、レギンスで足もしっかり温めてます。
ヒートテックによる防寒対策については、以前も記事を書いていますので以下のものをご覧ください〜。
ヒートテックを着物のインナーとして着る注意点(デメリット)
着物のインナーとしてヒートテックを着るのに、注意点もあります。
- 暖房が効いた場所だと暑すぎることがある
- うなじや袖からヒートテックが見えてしまうことがある
着物は一度着ると、そう簡単に着替えることができません・・・。
ワンピースやニットなら、インナーが暑ければトイレでササッと脱いじゃうこともできるんですけどね。
暖房がしっかりと効いている場所へ出かける時は、八分袖や長袖にせずタンクトップタイプのものにするか、羽織や道行などアウターで暖かくするように工夫するといいです!
また、うなじからヒートテックがチラ見えしてしまう問題ですが、クルーネックのヒートテックであれば、前後逆に着ると後ろから見えてしまう心配はありません。
前後逆に着るだけでも大丈夫ですが、「喉のあたりが苦しそう」と心配な場合は、喉元にかかる部分に数センチ切り込みを入れるとVネックが作れて着やすくなります。
2019年発売の「バレエネック」が着物には最適!
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引用:ユニクロHP
前述の通り、クルーネックのヒートテックを着る場合は少し工夫が必要だったのですが、2019年の秋冬に発売された「バレエネック」タイプのヒートテックはそのまま着るだけでOK!着物に最適なんです。
バレエのレオタードのようにデコルテも背中も大きく開いているので、着物からチラッと見えてしまう心配はなし!
他のブランドからもこういう形のインナーは出ているけど、品質もサイズ感もユニクロなら安心して買えますよね。
ちなみに私は去年、「オフショルダー用」のデコルテががっつり開いたインナーを購入しました。(上記のリンクの商品と似ています)
バレエネックより大きく開いているタイプで、それ一枚で着ると肩からスルスルと落ちてきちゃう…「これ、大丈夫かな?」と最初こそ不安だったのですが、いざ着物を着てみると腰紐や伊達締めなどでしっかりと下着類が固定されるので、ずり落ち感は全く気にならなかったです。
なので、「オフショルダータイプ」も着物の下には着られますよー。
まとめ:真冬の着物インナーにはデコルテの開いたヒートテック「バレエネック」を
真冬に着物でお出かけするなら、よほど暑がりさんでなければインナーは着るようにしてください!風邪ひきます!
インナーには薄手で機能性も良い&リーズナブルなヒートテックがイチオシ!中でも、バレエネックだと首元からチラ見えしてしまうこともなく着られます。
「寒いから・・・」という理由で着物を諦めてしまうのはもったいないので、ぜひ防寒対策をバッチリしてお出かけを楽しんでくださいね!!
この冬、旅先でのレンタルなどで着物を着るみなさーーん、要チェックですよー!!!