こんにちは!着物ライターのカナ(@KANA_vintage)です。
七五三のお参り、お子様の衣装に悩むママ・パパも多いのでは?

そう、着物を着るときって「着物の購入orレンタル料+着付けの料金」がかかるというのが高額になる原因。
親が着せてあげられたら節約にはなりますが、慣れていないと着せつけは難しいですよね・・・
でも!!
3歳の七五三で女の子が着る「被布」なら、着物に慣れていないお母様でも簡単に着せることができますよ!
- 七五三の女の子3歳が着る「被布」とは?
- ママでも被布なら簡単に着せつけできる
- 被布を購入するなら?ショップや価格帯について。
- 被布をレンタルするなら?ショップや価格帯について。
目次
そもそも、「被布」とは?
被布とは、七五三で3歳の女の子が着ている「ベスト」のような服のこと。
↑この写真の白い袖なしの服。
Weblioで「被布」を調べると、以下のように意味が出てきます。
長着の上に羽織る防寒用の外衣。襟あきは四角く、前を深く重ね、総(ふさ)付きの組紐でとめて着る。江戸末期、茶人や俳人が好んで着たが、のちに女性用のコートとなった。子供用のものもある。
引用:weblioより
七五三には年齢ごとに意味があり、7歳は「帯解きの儀」と呼ばれ、大人と同じような帯を締める時期というのを指します。
(ちなみに3歳は「髪置きの儀」、5歳は「袴着の儀」と言います)
つまり、3歳では帯を締める必要はまだないので、帯の代わりに、被布を着て腰回りをカバーするのですね。
着物の帯は大人でも窮屈に感じるので、3歳のお子様だとなおさら長時間は疲れてしまうと思います。
それに、小さいうちはポテッとお腹が出ているので帯が締めにくい、ということも関係しているのだそう。
被布の下は、帯は結ばなくてもOK!
では被布の下はどのように着付けるのでしょう?

一般的には、兵児帯or伊達締めを使います。
兵児帯は、浴衣を着るときに締める、あのひらひらした帯のこと。(→お手持ちの兵児帯があればそれを使ってもらえます)
浴衣の時と同じく、蝶々結びでOK。
伊達締めは、子供用の伊達締めを使用します。半巾帯のように「りぼん返し」に結びます。
ふんわり結ぶと、被布を着たときに後ろ姿に丸みが出てかわいらしい印象になります。

伊達締めも兵児帯も、柔らかいので帯のように窮屈さは感じにくく、小さなお子様でも平気です
被布を脱がないなら、マジックテープの伊達締めもアリ!
もし、被布を外出先で脱がないのであれば、マジックテープタイプの伊達締めならかなり手間が省けます!
着付けの時間が短い方が、お子様にとっても楽ですよね。
が、マジックテープタイプは模様や飾りは付いていないので、着物の上につけているのは不恰好…。
11月中旬の七五三シーズンなら「暑くて耐えられない」ということはないかもしれませんが、お天気が良くて「もしかしたら暑くなるかも・・・」という場合、また、慣れない着物を嫌がって脱ぎたがるかも・・・という心配があるなら、
兵児帯や見えてもOKな伊達締めの方が安心かもしれません。
被布を購入するなら、ネットショップがおすすめ
「きっちり帯を締めなくていいなら、自分で着せつけられるかも」と思えたなら、次は「被布をどこで手に入れるか」ですよね!
着付け師さんに頼まなくてもよくなれば、その分の費用を被布の購入代にあてられますね。


Amazonや楽天でも「被布 七五三」などと検索すると、たくさんヒットします。
被布の価格帯は3,000円〜30,000円まで
被布単品の価格は3,000円未満のものからあります。安いっ!!
ちなみに数千円で手に入るものは、ポリエステル製と思っていただいてほぼ間違いありません。
ポルエステル製は発色もいいですし、軽くて扱いやすいのが特徴。
食べ物の汚れでも、普通の服に使う洗剤で落ちることが多いです。
最近はシルクのような肌触りのポリも増えてきていて、そういうものは正絹に負けず劣らずの高価なものもあります…!
一方、数万円のものは正絹(シルク)のもの、もしくはポリエステルでも正絹に似た上質な生地でできています。
あと、人気のブランドのものも高価です。
肌触りがしっとりとなめらかですし、艶感も上品なのは正絹の特徴。
上質ですが、水気に弱いので洗うのはもちろんNG、雨が振ってしまったら濡れないようにしっかりとカバーする必要があります。
どちらも一長一短ですよね。
私は子供がいないので実体験はありませんが、もし自分に娘がいたら、、、
着物はちょっといいものを買っておいて、7歳の時も着る!(肩や腰の部分を縫い上げておくとサイズ調整ができます)
→その分、被布はリーズナブルなものを選ぶ!
という選択にするかな、と思います。
↓着物と同系色にするのもかわいいですが、白もパッと明るくなって映えます
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↓3万円台だと手描きの柄で繊細な模様に。奥ゆかしさがありますよね!
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被布をレンタルするなら、ネットショップ「wargo(ワーゴ)」が種類豊富でおすすめ
レンタルの場合も、最近はネットショプで借りられます。

ネットショップなら隙間時間に探せるので便利!
お洋服でもレンタル(月額で借りられるものなど)のサービスが増えていますが、着物もネットで注文してレンタルできるサービスが増えているんです。

レンタル着物=観光地で着るもの、という訳ではないんですよー!
七五三着物のプランがあるところといえば、【きものレンタルwargo】
も人気。
こちらは観光地での実店舗もありますし、宅配サービスもされています。
wargoのレンタル価格も幅広く、5,000円程度から30,000円程度まで・・・。と言っても、これは着物や草履、衿芯など小物も込みでの価格。
小物も一から揃えなきゃ、という場合はレンタルが心強いですね。
ちなみに、wargoの品揃えを見てみると、30,000円程度でもポリエステルがほとんどです。
「wargo」では店舗で下見や、当日の着付け・ヘアセット込みのプランも
「wargo」は実店舗もあるので、直接お店へ行って実物を見ることもできます。
「写真とは色合いが違った!!」という心配もないのがいいですね。
ネットで注文して宅配もできますし、実店舗で借りてお店で着付け・ヘアセットをお願いすることもできます。
「wargo」では次の2通りからレンタル方法を選べます。
WEBサイトから申し込んで宅配してもらう
これは簡単!ネットショッピングと同じように選んで届けてもらうだけ。
着付けもヘアセットも親がするか、行きつけの美容室へ、という場合は断然こちら!
wargoなら、宅配の送料も無料なので商品代金のみ。

WEBで申し込んで、「wargo」実店舗で着付け
「wargo」は東京、京都はじめ各地に店舗があるので、お近くにお店があれば実店舗で着付け(オプション)をお願いすると楽ちん!
実店舗なら、ヘアセットや写真撮影のオプションもあります。
また、お参りに行った帰りに実店舗に戻って着物を脱ぐだけで返却OK。
後日の返却作業がいらないのも楽ちんですよ。
事前に下見をして着物を決めることもできますが、下見の場合もWEBで日時を決めて申し込んでおくと待ち時間なく対応していただけますよ。
※繁忙期で混雑していると、予約なしでは対応が難しいこともあるので注意!
まとめ:着付けが簡単な被布。ネットでリーズナブルなものを探そう!
七五三3歳の場合は、着物の上に「被布」を着せます。
帯結びが不要なので、着付けに慣れてないママさんでも着せやすいです。
- 購入する
- レンタルする → 【きものレンタルwargo】が可愛くて便利!
どちらを選ぶにしてもネットで探せば、忙しいママさんも隙間時間に検討できますよ。
ぜひ、ご紹介したお店で検討してみてくださいね!
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